1969年、オーストラリアのビクトリア州メルボルンで生まれたケイト・ブランシェット。父親はテキサス州出身のアメリカ人で、ケイトが10
歳の時に心臓発作により亡くなったため、ケイトは母親に育てられた。家族構成は母親の他に、兄と妹がいる。メルボルンにあるメソジスト女子カレッジで演劇部の部長をしていたケイトは、大学在学中に、オーストラリア国立演劇学校に入学。在学中に舞台の主役に抜擢され、その演技力が高評価を受けて国内の各新人賞を受賞した。1992年に卒業後、シドニー・シアター・カンパニーに加わり舞台で活躍し、1993年、「ハムレット」
ではオフェリア役でグリーン賞候補となり、「オレアナ」ではシドニー演劇批評家協会の最優秀女優賞、「カフカ・ダンシズ」ではシドニー演劇批評家協会新人賞に輝くという快挙を成し遂げる。これはシドニー劇場批評家協会賞で史上初のダブル受賞でもあった。同時にTVでもオーストラリア放送委員会製作のミニシリーズ「ハートランド」や「ボーダータウン」に主演、高い評価を得る。映画デビューは1994年の「Police Rescue」で、グレン・クローズと共演した1997年のブルース・ベレスフォード監督「パラダイス・ロード」でハリウッドに進出した。その後、「Thank God He Met Lizzie」に出演、AFI(オーストラリアン・フィルム・インスティテュート)の助演女優賞を受賞した。その直後にギリアン・アンダーソン監督のレイフ・ファインズと共演した『オスカーとルシンダ』に主演、AFIの主演女優賞に輝く。批評家に絶賛された「エリザベス」で主役のエリザベスを演じ、ゴールデングローブ賞、イギリスのアカデミー賞といわれるBAFTA賞の主演女優賞を受賞、アカデミー主演女優賞にもノミネートされ一躍、売れっ子女優となる。惜しくも賞はグウィネス・パルトロウに奪われたものの、その壮絶な演技で強烈な印象を残した。その後も「狂っちゃいないぜ!」('99)、『理想の結婚』('99)などさまざまなジャンルの映画で芸達者ぶりを見せている。ジェフリー・ラッシュ、ジリアン・ジョーンズ、ノア・テイラーなどの役者が気軽に集まり、ニール・アームフィールドが演出する「カンパニーB-」に長年参加している。この仲間とともに「テンペスト」や「ハムレット」(ビクトリア州のグリーン・ルーム賞ノミネート)、「鴎」などに出演した。シドニー・シアター・カンパニー(STC)では、「Top Girls」、「Oleanna」(シドニー演劇批評家協会ローズモント賞主演女優賞受賞)に出演。私生活の方も順風満帆なケイト・ブランシェット。1997年に劇作家のアンドリュー・アプトンとロンドンで結婚。2001年に長男、2004年に次男を出産。2008年4月には第三子を出産予定。2000年代前半まではイギリスで暮らしていたが、現在は家族と共にオーストラリア・シドニーで暮らしている。2008年1月に夫のアンドリュー・アプトンとともにオーストラリアで最も権威ある劇団シドニー・シアター・カンパニー(Sydney Theatre Company、STC)の監督に3年の任期で就任することも決定している。

 

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